2021年3月に山岳科学学位プログラムを修了した湯本景将(現・生物学学位プログラム博士後期課程1年)さんが修士論文の研究の一部として取り組んだエゾハルゼミの抜け殻DNAを用いた遺伝解析の手法開発研究がFrontiers in Insect Science誌に掲載されました。
エゾハルゼミは日本の冷温帯林に分布し、5-7月に地上に出現するセミの仲間です。
この研究により、羽化後おおよそ1週間以内の抜け殻であれば、比較的高い確率で、成虫を用いたときと同等の良好な遺伝子型の決定ができることが明らかになりました。
この研究成果は、筑波大学大学プレスリリースのほか、信濃毎日新聞でも紹介されました。
【アイキャッチ写真】エゾハルゼミの成虫