山岳域の草原と地域社会のつながりについて様々な角度から考えるためのシンポジウムが開催されます。
主催は本学山岳科学センターで、本学位プログラムも協力しています。
ぜひご参加ください。
令和3年度筑波大学山岳科学センターシンポジウム
草原のつながり ~人と自然が織りなす歴史遺産~
草原は、人と自然のつながりによって歴史的に維持されてきた自然であり、豊かな生
態系が形成されています。そうしたつながりから、私達の社会や文化に様々な恵みが
もたらされています。この100年間で草原の利用が大きく減少し、草原生態系が危機
に瀕しています。草原の生態系のつながり、生き物のつながり、私たちとのつながり
など、「草原のつながり」についていろいろな角度から光をあてることで、私たちの
暮らしがどのように草原とつながっているかを探ります。
【会場】ささや(長野県上田市中央2丁目15−12、最寄り駐車場は海野町パーク)
会場最大80名程度、オンライン最大500名程度 感染状況によっては全面
オンラインに切り替える
【日時】 3月27日(日)開場12:15 講演・質疑13:00~17:30
【参加費】 無料
【申込締切】 3月20日(日)
【プログラム】
「草原の日本文化」
須賀 丈(長野県環境保全研究所)
「阿蘇草原の水利用:草原の維持は水源涵養に役立つのか?」
宮沢 良行(九州大学)
「茅場草原の利用と茅葺屋根文化の継承」
松澤 朋典(小谷屋根)
「スキー場を核としたグリーンシーズンツーリズムの展開」
呉羽 正昭(筑波大学山岳科学センター)
「地域再生が叫ばれる時代に、草原再生を進める意味と方法」
白川 勝信(芸北 高原の自然館)
「草原とともに消えゆく莫大で未知な遺伝資源」
田中 健太(筑波大学山岳科学センター)
詳細と申し込みはこちらから。
https://msc.tsukuba.ac.jp/news20220225/
【主催】筑波大学山岳科学センター 【共催】長野県環境保全研究所
【協力】菅平高原観光協会、峰の原高原観光協会、菅平旅客索道協会、菅平牧場、仁
礼会、根子岳・四阿保全協議会、やまぼうし自然学校、上小森林認証協議会、勉強会ゼロ、
上田ロータリークラブ、筑波大学山岳科学学位プログラム、JaLTER(日本長期生態学研究ネットワーク)、日本茅葺き文化協会、日本生態学会
【後援】上田市
*開催判断・感染対策
当日に以下のいずれかが該当する見通しの場合には全面オンラインに切り替えます。
切り替えの際は、お申し込みいただいた方に電子メール等でご連絡します。
● 長野県に緊急事態宣言
● 長野県にまん延防止等重点措置(2/25現在の指定期間は3/6まで)
● 上田圏域の感染警戒レベルが4以上