本学位プログラムを履修した学生の修士論文のタイトルを大きく地球圏、生物圏、人間圏の分野別にご紹介します。
()内は主査の教員名です。
地球圏
- 山地流域における数十年間・数千年間での削剥速度の比較-山形県置賜葉山の事例-(八反地剛)
- Timing and Rate of Rock Glacier Advances since Lateglacial Period in Mattertal, Swiss Alps, reconstructed by TCN Dating(晩氷期以降のスイスアルプス(マッタ―谷)における岩石氷河の発達時期と速度―宇宙線生成核種年代法による解析―)(松岡憲知)
- 大起伏山地における洪水流出特性(山川陽祐)
- 付加体堆積岩地域における地質構造に着目した水文プロセスの検討(山川陽祐)
- 中部山岳域の日本海側と内陸における積雪深標高依存性の比較(上野健一)
生物圏
- つくば市周辺の市街地における森林構造および液果量が鳥類群集に与える影響(上條隆志)
- 伊豆諸島三宅島における国内外来種ニホンイタチの食性(上條隆志)
- 伊豆諸島における維管束着生植物の分布特性(上條隆志)
- 草原の時間的連続性が植物と蝶類群集に与える影響(田中健太)
- ミヤマハタザオの標高適応機構:葉毛の機能に着目して(田中健太)
- 草原の時間的連続性と空間分布が蛾類群集に与える影響 (田中健太)
- 維管束植物群集の地球温暖化に対する応答:オープンデータの新規解析手法の提唱(田中健太)
- 標高万能植物ミヤマハタザオが示す一年生・多年生の多型の遺伝的背景:表現型可塑性・遺伝的差違・遺伝子探索(田中健太)
- 湿原植生に対する土砂堆積の影響とその防止策の評価(田中健太)
- 中部地方におけるコナラおよびミズナラの遺伝的境界線に関する研究(津村義彦)
- 分布最前線ニホンジカの起源推定と遺伝構造(津村義彦)
- オオシラビソ(Abies mariesii)の集団間及び世代間での遺伝的多様性と遺伝子の流動(津村義彦)
- 日本の亜高山帯および冷温帯に分布するカバノキ属複数種の遺伝構造と集団動態の歴史(津田吉晃)
- 日本におけるエゾハルゼミYezoterpnosia nigricostaの生活史特性と集団遺伝学的動態(津田吉晃)
- 異なる時空間スケールにおける日本のツキノワグマの遺伝構造と集団動態の歴史:野生動物管理に向けて (津田吉晃)
- 信州の味噌蔵で発酵熟成される「味噌玉」に関わる真菌相の解明および真菌類を活用した大豆発酵食品の開発(出川洋介)
- 光環境に対する低木層の樹木の樹形と葉の形質の応答(廣田充)
- 天然林特有のギャップモザイク構造が中低木の種構成と生産量に与える影響に関する研究(廣田充)
- 冷温帯のアカマツにおける光合成速度および蒸散速度の季節変化(廣田充)
- 冷温帯林におけるササの総一次生産に関する研究(廣田充)
- 気候・地形・人口減少からみた竹林の現在および将来の分布特性(松井哲也)
- 木材腐朽菌による材の腐朽がシロアリの生育に与える影響(守屋繁春)
- 鳥海山西部の森林限界以上に分布する土壌の特性(田村憲司)
人間圏
- 茨城県桜川市におけるヤマザクラ・カスミザクラの生育状況と地域の人々にもたらす生態系サービスの評価(上條隆志)
- 日本の山岳観光における山岳ガイドの役割と課題(呉羽正昭)
- 外国人登山者の行動特性と登山文化に関する考察〜槍ヶ岳での韓国と台湾からの登山者分析を中心に〜(呉羽正昭)
- 水道事業者による森林管理の動向と課題(興梠克久)
- 自伐型林業への新規参入における成立要件(興梠克久)
- 日本林業の素材生産における生産性分析(立花敏)
- 山岳地域における事故および遭難に関するデータの時空間的解析-コロナ禍による登山状況の変化と自然との関わりが減少する現代における安全な山岳余暇活動に向けて-(津田吉晃)
- 地域住民の日常風景の認識における山岳の役割-長野県安曇野市を事例として-(松井圭介)
- Art Tourism in Japan’s Mountainous Area: Case Study of Echigo-Tsumari Art Triennial in Tokamachi Niigata Prefecture (中山間地域におけるアートツーリズムに関する研究ー新潟県十日町市を事例にー)(松井圭介)
- 北海道におけるローカルスキー場の持続可能性 ―経営基盤と利用形態に注目して―(呉羽正昭)
- 自然保護地域における住民の持続可能な生計に関する研究―中国貴州省マオラン自然保護区を事例に― (松井圭介)